令和6年度司法書士試験超々直前!前日・当日・当日の試験直後の過ごし方。
ついに令和6年度司法書士試験まで1週間を切りましたね。
この時期になるとなぜか私もソワソワとしてしまいます💦
さて、本日は試験前日、当日、当日の試験直後の過ごし方についてお話しようと思います。
この一週間は日ごとに緊張感が増してきて、だいたい試験前日あたりにそれがピークを迎えます。
試験前日にそれを乗り越えられれば(和らげられれば)いいですが、万が一にも飲み込まれてしまうことは避けたいですよね。
そこで、試験前日まではもう開き直りましょう。
緊張を乗り越えることはできても、緊張しないのは無理ですので。
「緊張してる・・・?うん、当たり前」
「緊張してるのは、今まで努力してきたからだ」
「緊張している自分を客観的に見れるってことは、一歩リードだ」
こんな感じでいきましょう!
緊張している事を受け入れ、その上に立って試験前日を迎えてあげようじゃありませんか。
それでは、前日の過ごし方、いってみましょう。
以前のブログでも紹介いたしましたが、前日だからといって普段しない行動をするのはオススメしません。
普段しないことをすると何が起きるか分からないからです。(身体的にも、精神的にも)
結論としては、無理をせず体調管理を最優先にしつつ「できるだけ普段通り」を心がける、です。
※緊張してても、ソワソワしててもいいのです。当たり前ですから。
では、無理しない普段通りといいますが、具体的に何をして過ごすのがいいのでしょうか。
あくまで一例ですが、個人的にオススメなのがコレ。
【勉強編】
・少しでもいいので問題を解く
→この時期は暗記が中心になりやすいので、問題を解くという感覚を復活させ、翌日に備えます。
・記述を一問解いておく
→これも上記と同じ理由です。可能ならば記述過去問(注意事項も良く読む)がよいかと思います。
・一時記憶(の中でも特に記憶できる時間が短いもの)に特化
→ここまできたら記憶は一日でいい。理解もいりません。とにかく最後の暗記。
これをすることで、「特に苦手な暗記もやったぞ、万全だ」という気持ちになりやすいです。
前日の勉強に関しては、決して無理をしないことが肝要です。(万全にしたい気持ちは分かります)
翌日に影響がでてしまうような、睡眠時間を削った勉強やあれもこれもと手を広げすぎる勉強はご法度です。
試験前日は18時には終えられるような分量にできるように、数日前から調整をするとよいと思います。
【明日の準備編】
・着ていく服を決めておく
→当日の朝に迷うことを防ぎます。可能な限り当日朝に「選ぶ」という行為を無くすためです。
・会場までの複数ルートの選定
→何があっても会場にたどり着けるように(心の)準備をしておきます。
・持っていくものを選んで準備しておく
→当日朝に何を持っていくか決めるのはオススメしません。持っていきたいものが見当たらない焦りは想像以上です。
・どの教材をどれくらい持っていくか決める
→これは人それぞれです。オススメは単純暗記ものです。タブレットにデータを入れておくと荷物が圧縮できますね。
~番外編 合格同期達に聞いた、当日持っていってよかったもの~
①大き目のタオル →用途多数。座布団替わりにもなったとのことです。
②パーカー等寒さ対策 →もはやお決まり、寒いとパフォーマンス大幅低下。
③チョコ・ラムネ等 →糖分補給で回復
④塩分タブレット →糖分と同じくらい塩分は大切。塩分不足はトイレも近くなりやすいです。
⑤大き目のビニール袋 →床に荷物を置かなければないない時や雨の時に役立ちます。
⑥鉛筆・消しゴムの予備→使わなかったらそれでいい。安心+不安払拭のため。
続いて、「試験当日」の過ごし方です。
勝負の朝です。精神を研ぎ澄まし、キレのある一太刀で試験に打ち勝ちましょう。
当日の朝は少し早めに起床し、交通機関が通常通り運航しているかを確認です。
(もし、何かあっても焦らず、法務省のホームページを確認しつつ、前日決めた代替案で会場に行けるかを判断しましょう。)
それでは、時系列でオススメの過ごし方の一例を記したいと思います。
【お出かけ編】
・早めに起きて交通機関の状況を確認
→説明は上記のとおり
・少しでもいいので朝食を取り栄養補給
→会場到着でヘロヘロは避けたいです。(普段飲み慣れない栄養ドリンク等は回避)
・前日準備した荷物の中に「受験票」「筆記用具」があるか再確認
→最低限の装備だけは最終確認しときましょう。
・昼食を持っていく
→持参or出発場所付近のコンビニなどであらかじめ調達。会場付近での調達はオススメしません。
【会場到着後編】
・約1時間前には到着
→現場に慣れておくメリットはかなりあります。落ち着きやすくなります。
・お手洗いの場所の確認
→何だかんだで混みます。複数個所を確認しておき、臨機応変に対応しましょう。
・各予備校のパンフレットは基本的にもらわない
→この期に及んで、余計な情報は入れないのが鉄則です。ただ、巻末の講師の方々のメッセージは読んでよいと思います。
【お昼休憩編】
・知らない人達の会話に惑わされないこと
→「〇〇法は今年は簡単だった」「あの問の回答は〇〇だ」 全無視してください。あてになりません。
・よく噛んで食べる
→急いで食べると体調を崩すこともあります。ゆっくり落ち着いて食べましょう。心も落ち着きます。
【試験開始直前編 午前午後共通】
・精神を落ち着けることを最優先に
→以前も書きましたが、ルーティーンを決めておくと落ち着きやすくなります。(以前のブログの②)
・以下のお守りの言葉を心で唱える
→「絶対に誰も確答できない問題は出る。こちらの心を折りにきてると思え。自分が難しいと思う問題は皆難しいと感じている」
苦手分野とか難解論点が出たらこれを思い出して、無理に組み合わず、流して次の問題に行きましょう。(特に午後 時間を使わせにきている)
・不敵な笑みをうかべる(少し無理してでも)
→少しマンガやアニメチックですが、いわゆる「よし、いくぞ・・・(ニヤリ)」というやつです。緊張が少し和らぎます。
【試験中編 午前午後共通】
・その場で思いついた解法は絶対選ばない
→高確率で失敗します。いままでどおりの解き方をするのが一番です。
・試験終了まで絶対あきらめない
→説明不要ですよね。最後まであきらめない心が合格を手繰り寄せます。
それでは最後、試験が終わった後の過ごし方です。
心身ともに疲れ切っていることでしょう。
ですが、通常ですと試験後には各予備校で「解答速報会」が開催されます。
個人的には、体力・気力に余裕があったり、どうしても解答を知りたいといった場合は、参加するのもいいと思います。
ただ、非常にタフな試験を極限状態で受験した後なので、すぐに帰宅して休むのもありだと思います。
ただ、絶対にしていただきたいことが2つだけあります。
1つめ
記憶が鮮明なうちに、自分がした記述の回答をメモしておくこと
→可能な限り細かくメモをしておいてください。このメモをしていないと後日、記述の結果(得点)が不透明・不安定になり、気になりすぎて大変です。(体験談)
メモが取れる状況になったら問題用紙などに書き込んでおきましょう。(登録免許税や添付書類など特に)
2つめ
受験を終えられた事への感謝
→一日走り切ってくれた自分への感謝と家族・友人等サポートしてくれた方たちへの感謝を。
少しスピリチュアルな話になってしまいますが、この感謝の気持ちは合格するまでだけでなく合格後も非常に大切です。
さて、いかがだったでしょうか。
今回はいつになく長文になってしまいました💦
何はともあれ、受験生の皆様が無事に会場に着き、実力を存分に発揮できることを願っております。
このブログが受験生の皆様の何か少しでもお役に立てたら幸いです。
それでは
令和6年度司法書士試験、いってらっしゃいませ!
今日はこんなところで。