令和6年司法書士試験記述問題の配点が変更に。140点になってどうなる?

お久ぶりです。

お久しぶりすぎますね、すみません💦

さて、謝罪もそこそこに、先日司法書士試験界に大き目なニュースが。

記述式の配点が70点満点から140点満点に変更すると法務省より発表がありました。

これが何を意味するのか、現在いろいろな憶測が飛んでおります。

以下、個人的な考察をさせていただこうと思います。

考察1
択一が基準点でも大逆転
この新記述式配点の140点は試験全体の割合の約4割です。(ちなみに今年までの割合は約2.5割)
これは記述式で大量得点を重ねれば、択一式試験であまり得点できなかった受験生も記述式で逆転できるということでしょうか・・・。
年により変わりますが、だいたい満点の75%の得点率が合格最低点であることが多いので、今回の新配点が満点350点だとすると、最低合格点は260点付近。
仮に択一が基準点付近しか取れなくても記述で満点に近い点数を取ると260点が取れる計算もできます。
んー、より実務を意識して記述に重要性の比重を置いたということでしょうか?

考察2
記述式の基準点を底上げ
考察1とは違って、あくまで今までどおり択一の基準点上乗せを午前午後で約10問取ることでの逃げ切りを継続するのでしょうか?
そうなると、記述での基準点を上げなければなりません。
考察1の計算で260点付近が最低合格ラインとなると、択一午前午後30問ずつ取ったとしてそれに記述平均点の基準点70点(今年まではだいたい35点前後)を加算すると、250点となり、上記最低合格予想の260点に届きません。
むぅ・・・択一上乗せをこれ以上要求するのは酷ですね。
謎が深まります。

考察3
配点を上げ、より柔軟に採点
これはあくまで採点側の都合であるとの考察です。
今までの0.5点ベースでの採点を事実上0.25点ベースでの採点へ広げる手法かと。(視点は今までの70点満点での見方)
これならより細かく採点ができますね。
ただ、択一とのバランスが取れないかもしれないので、この理由だけで変更したとは考えにくいです。
まぁ、考察1でも言いましたが、記述の重要性を重視し、より実務に則した形で合格者を輩出したいという思いを感じるとも言えますね。

と、以上、長々と書きましたが、これはあくまで個人の推測です。
あとで、全然違うじゃんか、とかおっしゃらないでください💦笑

近日中に受験のプロである各予備校の講師の方々がより綿密で根拠に基づいた考察をされることと思いますので、私の考察は暇つぶし程度に思ってください(笑)

そんなわけで、個人の個人による根拠のない推測でした。

とにもかくにも、来年の試験は要チェックですね。

今日はこんなところで。

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