司法書士筆記試験合格の後は口述試験の準備を。令和6年度Ver.
今日は口述試験についてのお話をしようと思います。
先日、令和6年度司法書士筆記試験の合格発表がありましたね。
繰り返しになりますが、合格された皆様、本当におめでとうございます🌸
実質的には筆記試験合格=司法書士試験合格のイメージもあるかと思いますが、この口述試験に合格して初めて司法書士試験合格です。
受験さえすれば不合格はないとされる口述試験ですが、さすがに受験をしないと確実に最終不合格となりますので、何が何でも当日会場に行き、受験できるようにしてくださいね。
さて、そんな口述試験。
おそらくは今年も例年通りの試験内容となると思われます。
(記述の配点が変更したから、口述試験内容も変更だ!とはならないでしょう。・・・というかそれは勘弁してください💦)
なので、基本的なことは昨年のブログを参考にしていただければと思います。
→昨年のブログ「口実試験のススメ。何を着ていく?何時に行く?」
とはいってもまだまだ伝えたいこともあるので今年も口述試験のススメを書いていこうと思います。
では、最初にして最大の結論、口述試験合格への最大最強奥義を一言で。
結論
「必ず当日会場に行き、大きな声で回答する」
です。
何を当たり前のことを・・・と思うかもしれませんが、いろんな合格への方法・手段を最後まで還元していくとこの言葉になります。
それでもまだ抽象的なので少しだけ補足を。
<必ず当日会場に行き>
→受験できなければ不合格確定です。たとえ筆記試験上位合格でも、です。
なので当日は天候その他による交通機関の乱れを考慮し、複数のルートを準備しましょう。(本当に心配なら前泊で待機)
<大きな声で回答する>
→真偽のほどはわかりませんが、こんな噂話があります。
「入室から一言も話さなかった人が口述試験に落ちたらしい・・・」
うーん、さすがに無言では合格できないということでしょうね。(嘘か本当か分かりませんが、仮に真実だとしてもワザとでしょう💦)
これだけは避けたいです。
だからたとえ回答が分からなくてもダンマリだけは絶対しないでください。
「すみません、失念しました。」と言ってください。(私は当時5回は言った記憶が(笑))
~余談~
「司法書士になれない人はどんな人?」という問いに対して(司法書士の登録拒否事由を聞いている)
緊張のあまり「司法書士試験に受かってない人です!キリッ」と大きな声で大ボケ回答をした人がいるとかいないとか(笑)
(面接官から「そりゃそうだけどさwww」とツッコミが入り、もう一人の面接官は顔を下にして笑いをこらえていたとか・・・)
あくまで噂です、えぇ。
あと、去年も書きましたけど、基本的にスーツで行くのをオススメします。
だいたい皆さんスーツですので。
私見になりますが、口述試験は「落とす試験」の筆記試験と異なり「受からせる試験」です。
資質を見るというと大げさですが、この人物が司法書士として世に出て大丈夫かどうかを見ているのだと思います。
なので、
入室の際には「失礼します」、試験開始の前には「よろしくお願いします」
回答するときは大きな声で、分からなければ「失念しました」
試験が終了したなら「ありがとうございました」
これができていれば、筆記試験を通った皆さんなら何も心配いらないと思います。(礼節は大事です)
また余談ですが、
口述試験でもし、司法書士法第一条を回答する機会があったら大きな声で回答しましょう♪(出題されるかどうかは分かりませんが)
きっと試験からの卒業を強く感じられることでしょう。
「司法書士は・・・(略)・・・ことを使命とする」
カッコイイですよね!
以上、いかがだったでしょうか。
筆記試験合格した皆様が無事口述試験を受験し、最終合格することを願っております。
それでは実務の現場でお待ちしております。
今日はこんなところで。