これはやりすぎ?司法書士試験までの試験対策になる生活習慣
これは何の資格試験でも共通すると思いますが、直前期は何を差し置いてでも合格のため、1に勉強2に勉強となってしまいます。
たしかに、合格するためには勉強をするしかありません。
しかし、勉強以外の部分で少しでも合格に近づけられることが全くないわけでもございません。(個人の感想)
今日はそんな、勉強以外で試験対策になる生活習慣や行動についてお話したいと思います。
※本人がいま考えてもやりすぎたな的な部分もあるので、マネするかはご自身でよく判断してからにして用法用量にご注意ください。
また、お仕事の関係上、どうしても実践が不可能な方も当然にいらっしいますので、あくまで参考程度のものとお考えください。
それではどうぞ!
その① やりすぎ度★★☆☆☆
土曜日と日曜日は本試験まで必ず同じ時間に起床(入眠)する
欲を言えば、毎日本試験日に起きると決めた時間と同時刻に起床し、かつ就寝時間も同様にするのが望ましいです。
これは試験当日、無理なく起床できるメリットがあります。
また、規則正しい生活を送ることになるため、集中力のアップにも役立つと考えます。
その② やりすぎ度★★★☆☆
騒音等がある場所等で択一や書式を解く
私はあえて工事現場付近や人が集まる公園、商業施設のフードコートなどで問題を解きました。
試験当日は誰が前後左右に座るか分かりません。
(例:貧乏ゆすりがひどい方、咳払いが多い方、香水のキツイ方、鉛筆の扱いで音を出す方、呼吸の荒い方 等)
また、試験当日、会場外の運動場で何かの大会があるかもしれません。(私の時はサッカー大会が開催されていました💦)
これを実践することで、当日、運悪く遭遇した劣悪環境への対策になります。
その③ やりすぎ度★☆☆☆☆
1か月かけて入眠のルーティンを確立する
試験前日は緊張のため、かなりの確率で眠りにくくなります。
そこで、日々寝る前のルーティンを決めておくことで前日の入眠をサポートすることができます。
(例:軽く一杯お酒を飲む、マンガ本を読む、暖かい飲み物を飲む、ストレッチをする 等)※可能なかぎり試験に無関係な趣味などがいいです
私は初受験の時、何も対策していなかったので、夜中無意味に部屋をグルグル歩き回る奇行に出てしまいました(笑)
その④ やりすぎ度★★★★☆
試験当日に食べる食事を決め、毎週日曜日は同じ時間に同じものを食べる
少々やりすぎ感が漂ってまいりました。
ちなみに、私は試験当日の朝食・昼食はこれを食べると決めておき、試験までの毎週日曜日は試験当日と同じ時間に同じものを食べていました。
家族の目が怖かったです。
効果のほどは分かりませんが、試験当日に何を食べるかで悩まなくて済みますし、午前の択一の後の休憩時間も何だかんだで緊張するので、そんな中でも落ち着ける一つの要因になった気がします。
その⑤ やりすぎ度★★☆☆☆ ~ ★★★☆☆
本試験1週間まえから前日までの献立を決定しておく
基本的に怖いのが、今までの勉強の成果を当日に発揮できないことです。
よくあるのが、体調不良。
特に午後になって腹痛などになったりしたら大変です。
前日の献立に気をつかうことはもちろん、少し前から生ものは避け、全て火を通したものを食べるようにするとよいでしょう。
その⑥ やりすぎ度★☆☆☆☆
試験会場の下見
これをする方は結構いらっしゃると思います。
可能なら試験当日に会場に着くことを想定し、日曜日の同じ時間帯に決行するのもいいかもしれません。
当日、はじめての会場まで時間どおりに着けなかったらどうしようという不安がなくなります。
この時期は座っている時間帯も多くなるので気分転換や軽い運動になったりします。
その⑦ やりすぎ度★★★★★
試験前日に宿泊する予定の施設に毎週土曜日に泊まる
これは私の同期から聞いた話です。
試験当日、家から会場に行けない場合、前日に慣れない宿泊施設を利用するしかないが、そのマイナスをできる限り抑えた方法がこれだそうです。
これを生活習慣に位置付けていいかはさておき、たしかにこれは試験前日に初めて宿泊施設を利用する方に比べて段違いの慣れを実現できそうです。
試験前日にやれること・やれないことや宿泊施設に持っていく参考書等のシミュレーションもできますね。
ただ、すごく費用がかかりそうです。
以上、長々と書きましたが、これは数ある直前期の過ごし方の一例です。
正直言えば、これを全てやったからといって、それだけで試験に合格することはありません。
全ては皆さんの積み重ねた努力と少しの運が合否を左右します。
では、なぜこんな習慣をお伝えしたか。
上記にもあるとおり、司法書士合格には積み重ねた努力を試験当日に出すことが重要です。
これら(やりすぎ)生活習慣の目的は特段何かのプラスにするためではなく、主に試験当日のマイナス(努力が発揮できない状況)を排除するのが目的です。
今回、書かせていただいた記事が令和6年度司法書士試験受験生の方の何かの参考になれば幸いです。
この記事を見た方全員が試験当日に全力を出せますように。
今日はこんなところで。