令和5年度司法書士試験基準点発表。勉強は再開する?それとも。
今日は司法書士試験記述式基準点発表後についてお話しようかと思います。
さて、今回の発表を受け、今まで少しゆったり目だった勉強の再開などについて悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで、パターン別に個人的に思う方法を述べていこうと思います。
それはそうと、最近このブログ、受験のことしか書いてないですね・・・
(今後はもう少し実務的なことを書いていこうと思う今日この頃です💦)
パターン1「上乗せ(+9問~10問)もOK、記述も多分OKな方」
結論 他資格の勉強をして最終合格を待ってもよいと思います
個人的オススメは宅建士、行政書士、簿記3級 です。
宅建士は重複してる科目も多いし、何より科目の中の「法令上の制限」は実務に出てから役に立つ知識が多いです。
行政書士は独立後、兼業司法書士として業務の幅が広がるかもしれませんし、宅建士と同じく試験科目の重複もあります。
簿記の知識は独立後を見据えて取得しておくといいかもしれませんね。
パターン2 「上乗せ少々(~8問以下)記述はOKな方」「上乗せOK、記述が不安な方」
結論 パターン1で待つでもいいし、軽めに主要科目の勉強再開、又はその両方がよいかと思います。
ちなみに私はこちらでした。
当落線上かもしれないと思うと、どちらも全力でというわけにはいきませんよね。
私は主要科目の勉強を主軸としつつ、空いた時間やその他のタイミングで宅建士を勉強していました。
注意:パターン2でも勉強1年目の方は主要科目の勉強再開を勧めます。理由としては、短期間で集中的に得た知識は思いのほか抜けやすいので、司法書士の勉強特化のほうがいいかと考えます。
パターン3 「上乗せ少々、記述不安な方」
結論 ゆっくりでいいので勉強再開がよいかと思います。
もしかしたら・・・運が良ければ・・・と思うと、勉強に身が入りにくいとは思います。
ですが、ここは保険をかけて主要科目でも民法や会社法を中心に知識の抜けを防ぐようにしたらどうでしょうか?
もちろん、午後科目の得点が低かった場合は不動産登記法や商業登記法に特化するのもいいかもしれません。
個人的見解は、民法と会社法の知識が安定すると上記2科目も連動して安定(記述も)すると感じます。
上記パターン以外の方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、何かしらの勉強は継続的にする習慣は残せるようにしておくことをオススメします。
私は合格の発表まで宅建士の勉強をしていたのですが、そこで得た知識は今の実務でもとても役にたっています。
(その後、何とか宅建士も合格できました。現在未登録)
今後、付き合いをしていくだろう不動産業者の方が何をどうやって業務をしていくのか多少知れるだけでも非常に勉強になると思います。(特に重要事項説明とか実務でもよく耳にします)
また、お待ちかねの合格後は研修ラッシュです。
とにかく、研修の繰り返しです。
司法書士登録後も研修が常について回ります。
その研修を乗り切るためにも、勉強をする習慣はこの先ずっと必要なので、捨てずに大事に取っておいてくださいね。
皆様の努力が最高の形で実を結ぶことを心から祈っております。
今日はこんなところで。
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